- ヒグチユウコ
- 大島依堤亜
- 松浦だるま
- オカモトコウキ(OKAMOTO’S)
- 小島秀夫
- 町山智浩
- ピーター・バラカン
- 朝倉加葉子
- 宇野維正
- 山崎まどか
- 長谷川町蔵
- 藤川らるむ
- DIZ
- 酒井いぶき
- Erika Murphy(Luby Sparks)
- ハリー杉山
- 紗羅マリー(LEARNERS)
- スティーヴン・キング
- タイカ・ワイティティ
- ジェームズ・ガン
- ジョン・クラシンスキー
- ライアン・ジョンソン
※順不同・敬称略

華々しい映画史の暗闇で密かにその存在を紡いできたホラー映画の名作たちが霊となって集結し、一つの映画として光の表舞台に蘇る。恐怖映画を愛する人々のみならず、 全ての映画ファンに観てほしい傑作映画がここに(でもちゃんと怖いよ)

街の光と闇、過去と現在、夢と恐怖、そして魅惑のサンディと可憐なエロイーズ・・・。対になる世界の間(はざま)で魅せられ、溺れ、観終えてからも興奮は冷めやらず。
今この快作に出会えたことを幸せに思います。
誰もが憧れるSwinging 60'sに潜むダークサイド。見事なストーリーテリングと音楽に彩られた新たな傑作をエドガー・ライトが作り上げた。
この作品は、僕らの世代におけるシャイニングだ。
(OKAMOTO’S)
こんなにも鮮やかで眩しい魅惑のホラー・スリラー映画があったろうか!キャスト、照明、撮影、音楽、60年代のソーホー、重奏的であり、重層的でもある鏡面から、映像の魔術が溢れ出す!悍ましいのに魅了される!鏡の様に何度でも見直すことになる映画だ。
1960年代のロンドンはファッションと音楽の最先端、そこに孤独な少女がタイムスリップ、しかし、華やかな夢の裏には……。めくるめくカメラワークで魅せるミュージカルでファンタジーでホラー、そして青春のほろ苦さ……全部盛りです!
日々ぶらついていた青春時代のソーホー、常に隣り合わせの華やかさとヤバさがリアルに甦ってくる映画です。普段は怖いのが苦手なぼくはハラハラしながら、目をそらすことなく最後まで釘付けでした!
数多のホラーやニューロティックスリラーのリベンジであり讃歌であるラストには号泣…!映画を観てきてこんな幸せなことはない。全ての映画好きにこの夢に浸ってほしい!
極上のノスタルジーと現代的主題の見事なバランス。フィルム1コマの隙もない映像表現の濃度と精度。今作をもって、エドガー・ライトは「名匠」の仲間入りを果たした。
60’sのドレスに身を包んだアニャ・テイラー・ジョイ、まるでロンドンのホリー・ゴライトリー!
都会で自由に生きる妖精みたいな女の子たちの残酷な真実を描いた傑作です。
夜のロンドンに棲む、夢半ばで散ったゴーストが語るホラーストーリー。ペトゥラ・クラーク「恋のダウンタウン」がこれだけ妖しく響いた映画があっただろうか。
Netflixドラマ「クイーンズギャンビット」で話題の女優アニャが魅力的で目が離せなさすぎる〜!!!現実と夢の世界の交差で終始大興奮でした!!60年代らしいファッションで可愛いし、何より結構怖かったです。。
2021年1番の最高傑作。絶対に見逃さないでほしい。60年代にタイムリープし、その時代を生きる女性にシンクロすることで浮き彫りになる、現代にも続く腐敗した闇を見事な映像体験に落とし込むエドガー・ライトの新境地は鳥肌の連続。映画を観る理由がここにある。
常を蝕む悪夢に緊張の糸が張り詰めました。そっちは危ない!と何度心で叫んでも、たどり着いてしまったその場所でやっとわかる光景を見たとしたら、しなくてもいい経験ばかり存在しているようにさえ思ってしまう。入り込んで彼女と疾走していました。
華麗に見える世界にも美しさだけではなく影があり、そのような過去を経て今があるんだ、とこの映画を観た後に今生きている世界へのありがたい感情を感じました。
ホラー映画としての面白さだけではなく、この映画の持つメッセージもキャッチしてほしいです。
(Luby Sparks)
夢と魔法と爆発的エネルギーに狂気と言うスパイスをかけた60年代。
そこに素晴らしい映像美、予想不可能なプロット、心躍るサントラを武器と持ったエドガー・ライトのタイムスリップホラーは期待通りのニヤリ。
お見事。fabulousなんです。
美しき表舞台の儚いちりざま。憧れは時として、残酷な現実を突きつける…
素晴らしい60'sミュージックの選曲と1秒たりとも目を離せない展開。ホラー映画と簡単にカテゴライズしてはいけない。
久しぶりに余韻を存分に楽しんだ作品でした。
(LEARNERS)
優れたホラー映画は、気品と美しさです。
そのどちらも兼ね備えた素晴らしい作品です。